コロナ禍で家で過ごすことの多かった年末年始、人々のTV視聴の傾向はどうだったのか。
大みそかのNHK紅白歌合戦は平均世帯視聴率が40.3%となり2年ぶりに40%台に回復したが、その中の世帯毎分視聴率の最高が、嵐ステージで3曲目に歌った「Happiness」終盤で47.2%を記録(ビデオリサーチ日報調べ、関東地区)した。スポーツ各紙が報じた。
続く2位は、嵐の直後の「鬼滅の刃」主題歌を歌ったLiSAで46.6%、3位は大トリのMISIAで44.5%。4位はGReeeeNで43.6%だった。
ネットではGReeeeNのAR(拡張現実)技術を駆使したアバター出演や、「鬼滅の刃」LiSAなどが若者たちの話題をさらい、数字を押し上げた。
裏番組は、ガキ使17.8%、ザワつく!8.8%
紅白の裏番組をみると、2位が「ガキの使い!年越しSP絶対に笑ってはいけない大貧民」(日本テレビ)で17.6%(18:30~21:00)、3位は「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」(テレビ朝日)が8.8%(19:00~21:00)で続いた。
年末年始3日間の民放番組では、「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2021お正月SP」(テレビ朝日)が午後6時からの第2部が22.8%でトップだった。(TVウォッチ編集部)