きのう24日(2020年12月)夜、クリスマスイブの東京・丸の内は、イルミネーションが点灯された通りに大勢の人が詰めかけていた。「カップルが目につきます」と阿部祐二リポーター。この日の新規感染者は全国で3739人と2日連続で過去最多を更新、東京都の新規感染者もこれまで最多の888人が確認された。
丸の内で話を聞くと、「予想以上に人が出ていてビックリ」「もうちょっと少ないかと思った」と20代カップルが驚きを語る。イルミネーションは午後8時に消されたが、男性会社員は「消灯するとは知らなかった」という。
感染者増えても「関心薄れた」と若者
渋谷スクランブル交差点にいた大竹真リポーターも「ずい分人が出ています」と伝えた。娘と歩く40代女性は「コンサートに行ってきました。人が多いですね」、20代の男子学生は「コロナにかかったこともないから危機感はない」「感染者が増え続けているので、関心は薄れた」とあっさりしたもの。小池百合子都知事の「どうぞ今夜はおうちでサイレントナイトを」の呼びかけはここに届いていなかった。
近藤春菜(お笑いタレント)「年末年始やクリスマスで、みんながこのぐらいなら気を緩めてもいいと自分で思っちゃう」
司会の加藤浩次「どうも自分中心になるけど、一歩引いて医療現場の人が休まずに働いていることを考えれば、コロナ対策をしようという気になれるはずです」
日本感染症学会専門医の佐藤昭裕医師は「無関心が怖い。コロナに関係ない人はいない。一人一人がしっかりしないと流行は止まらない」と指摘した。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト