TBSドラマ「この恋あたためますか」の最終話がきのう22日(2020年12月)に放送されたが、失恋した仲野太賀演じる新谷まこと(まこっちゃん)に同情する声が殺到した。放送終了直後、「まこっちゃん」がヤフーのリアルタイム検索ワードの1位に。ドラマでは当て馬の役回りだったが、仲野の好演で一途な恋を貫くいい人ぶりが際立ち、女性の胸キュンをさらった。
最終話では、森七菜演じる樹木に恋した新谷だったが、樹木は中村倫也演じる浅羽(社長)を選び「ごめん、私、社長が好きです」と言われてしまう。新谷は涙を流しながらグッとこらえて「拓にぃのところに行きな」「樹木ちゃんの幸せが俺の幸せだから」というのだった。
気持ちが浅羽に向いていると知りつつ、けなげに寄り添った新谷
新谷は真っ直ぐで明るく、陰ながら樹木を支える好青年。クールな浅羽もかっこよさから女性に人気だったが、樹木の気持ちが浅羽に向いていると知りつつもけなげに寄り添う新谷の当て馬ぶりに、回を重ねる毎に人気が高まっていた。
ネットでのドラマの評判は「ベタ過ぎる」「しらける」「キスシーン多すぎ」など散々な声が多いが、まこっちゃんには同情や激励の声が多く上がった。
「まこっちゃん幸せになってほしかった~。いい男すぎるでしょう。いや、いいヤツ過ぎたのか...。まこっちゃんの涙に「飲まなきゃやってられん!」とビール開けてしまった」
「最終回、仲野太賀さんの演技に泣かされました。毎回演技が素晴らしく、個人的に仲野太賀さんが出ていたおかげで面白さが増していたと思います。もっともっと、まこっちゃんを観たかった(;_;)」
「新谷君、際立っていた。北川さんとの場面が温かくてさわやかで、2人の姿が清涼剤の様。一方、樹木の厚かましさと浅羽のキャラがぶれていて回りの見えない2人が気持ち悪く、不快感しか残らなかった」
「その胸の痛み...誇りに思いなと新谷くんにいった店長の言葉で、涙があふれる新谷くん。カラオケボックスのシーンで、私も泣いてしまった。初めは浅羽社長役の中村倫也さん目当てだったのに、いつの間にか自分は、仲野大賀さんと石橋静河さんが演じる脇役に魅了されていました」
ドラマでは主人公よりわき役に人気の出ることが多く、はまり役の仲野はこれからも人気が出ることだろう。(TVウォッチ編集部)