東京都の小池百合子知事はおととい21日(2020年12月)、新型コロナ患者に対応する医療従事者へ感謝の手紙を書くよう都内の小中学生に呼びかける、と発表した。「心からの感謝の気持ちを伝えるため。ちょうどこの時期ですから、年賀状を送るよう呼びかけてまいります」と笑顔で宣言したのだが、都民からは賛否の声が上がっており、スタジオも盛り上がった。
小池知事の発案に対し、都民の反応は「感謝は自発的なものであるべき。都は感謝の気持ちとしてお金を出すべき」「少しでも病院勤めの人の励みになるなら、アリ」「感謝と敬意を示す段階は過ぎている。お金や休暇など、目に見える支援が必要では」と様々だ。
ロンブー田村「行政に年賀状を書けと言われるのは抵抗ある」
キャスターの立川志らく「悪いことじゃないけど、今はもう感謝を述べている場合ではない。子どもたちが自発的にやるとか、学校の先生がやろうと声をかければいいわけで、知事が呼びかけなくてもいい」
髙橋知典弁護士「金は出ない、法律の改正も進まないなかで、これはアリだと思います。小中学生が年賀状を書くのを見れば、親たちは遊びに行く計画を立てづらくなるという効果はある」
水曜レギュラーの井上裕介(NON STYLE)「子どもをダシに使うというのはどうなんでしょうか」
メインコメンテーターの田村淳「やらなければいけないことが山積みななかで、今これですか、という感じがする。僕は年賀状を書かない人間なので、行政に年賀状を書けと言われることにも抵抗がある」
志らく「病院に年賀状がたくさん来ても、読むひまがないかもしれませんね」