千代(杉咲花)の父・竹井テルヲ(トータス松本)の借金の取り立て屋は、毎日のように岡安へ来るようになり、嫌がらせはどんどんエスカレート。ひいきの客の足も遠のいていった。
千代を助けたいお茶子仲間は、お金を出し合い、足りない分をシズになんとかしてほしいとお願いするが、シズはとりあおうとしない。
千代とお茶子仲間の風呂の帰り、取り立て屋とテルヲに待ち伏せされた千代は、ついに岡安を出てテルヲの言うとおり、「身売り」を受け入れると決める。
女将のシズ(篠原涼子)は、千代の意思を受け入れ、天海一座の千秋楽までの7日間、仕事を勤め上げるよう伝える。
天海一座の公演は急遽終わることに
ところが天海一座の客入りが悪かったため、芝居小屋を担う「鶴亀株式会社」の社長・大山鶴蔵(中村鴈治郎)が急遽告げる。
大山「公演はしまいや!今日が千秋楽や、ええな」
しかも主役の須賀廼家千之助(星田英利)は天海一座を見限って、突然失踪してしまったのだ。
「NHK総合あさ8時放送」