「情報プレゼンター とくダネ!」(2020年12月21日朝8時~・フジテレビ系) 12月31日をもって活動休止する嵐。12月24日放送の同局での冠番組「VS嵐」も最終回を迎える。そこで同番組と「とくダネ!」がコラボする特別企画「オグさん×VS嵐」を4日連続で放送する。
「とくダネ!」の司会者であるオグさんこと小倉智昭と嵐の出会いは1999年の嵐デビュー会見から。ハワイから生中継で放送された時、あれこれ質問したのが小倉だった。当時の思い出をひもとく小倉。「リーダー(大野智)なんか、コンビニで仕事したいから辞めるって言ってて、ジャニー(喜多川)さんに、『今までがんばったからYou、ハワイ連れてってあげるよ』って言われたんでしょ?」と裏話を始める。
大野は「そう。ああ遊べんだーと思って行ったら、デビューだったって言う」ととんでも話だったと続けた。二宮和也は自分と櫻井翔、松本潤の3人で(グループを)やるという話を聞かされていたが、「気づいたらリーダーがいて、相葉(雅紀)くんは本当ギリギリに入って、ハワイ行く3日前ぐらい。ハワイでこの5人なんだって知ったって感じ」と急ごしらえの寄せ集め集団だったことを暴露した。
小倉は大野の個展に案内してもらい「もう死んでもいい」
7年後の2006年、嵐と小倉のレギュラー番組「嵐の宿題くん」がスタート。当時の小倉の印象を聞かれた櫻井が「僕、もっとおっかない人だと思ってた」と打ち明けると、「俺も思ってた!」と二宮。大野も「怖いね、 印象があった」とぶっちゃけた。一番年下の松本は「小倉さんはもう、思ったことズバズバ言われるから気をつけてね、って。失礼のないようにね、って言われたのはすごい覚えてる」と緊張しながらの共演だったようだ。
「そうなの!?」と苦笑いを浮かべる小倉。すると万事そつのない櫻井が「実際ご一緒するとそんなことないし、優しいし。何か楽しい時間を作れて、ほんとに楽しかったです」と持ち上げた。
番組では、小倉ベースと呼ばれるお宝ルームにカメラが潜入。大野が小倉に贈ったイラストや作品集の表紙になった作品が置かれており、嵐から贈られたCDやDVDなどが所狭しと陳列されている。家族ビンゴ大会を優先して小倉との忘年会を欠席した大野にうらみがましいことをもらした小倉だったが、実は先日行われた大野の個展に大野の解説つきで直々に案内してもらったことに大感激。「あれはもう贅沢だし、もう死んでもいいと思ったよ」と感無量の表情を浮かべた。それを聞いた大野、真顔で「死なないで」と懇願。
嵐と小倉とのゆかりの品第一号として紹介されたのは、茶色のブランケット。特注品で、嵐からプレゼントされて以来、大切に使っているそうだ。小倉は「毎日ね、夏も冬もこれをかけないとね、よく寝られないぐらい。肌ざわりいいんですよ。ソファでうたた寝なんかしてると、女房がわざわざ持ってきてかけてくれる。だから、僕はいつも寝るときは、嵐の愛に包まれて寝てるという」とニヤリ。
芸能界随一の嵐ファンを自認する小倉の愛に恐縮しきりの嵐だった。
知央