自宅での訪問PCR検査が激増! 病院に受け入れ断られ、民間救急車での搬送も。番組が密着取材すると...

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   おととい19日(2020年12月19日)の夜8時、次々と鳴る電話に対応するスタッフたち。夜間や休日に往診サービスを提供する会社、コールドクターのコールセンターだ。10人ほどの医師が1日5件程度の往診を行っているが、最近は自宅でのコロナ検査が急増。中原毅代表によると、4割ほどがコロナに関する相談で、今年10月は40件だった検査数が今月はすでに100件を超えているという。

   現場では一体何が起こっているのか、とくダネは往診する医師に密着取材を行うと、感染経路は不明で、どこからでも感染する実態がみえてきた。

   この日向かったのは、一昨日に38度を超える熱が出たという都内の20代男性宅。医師は防護服と防塵用マスク、さらにフェイスシールドも付けた万全の防護体制で訪問する。検温のほか、喉の腫れや心拍数、酸素などを測定し症状を確認した。その結果、なんらかのウイルス感染が疑われ、医師はインフルエンザ検査とPCR検査を行い、診察は30分ほどで終了した。インフルエンザの結果は陰性で、PCR検査の結果は翌日までに出る。

   次は前の晩に38.5度の発熱があり、朝から腹痛が止まらないという20代女性。この患者も念のためPCR検査とインフルエンザ検査を行うことになった。女性は近くの病院に電話したがPCR検査を断られたため、往診サービスを利用したという。

東京都内は6割の患者が感染経路不明、蔓延状態になっている

   番組では、新型コロナ陽性者を救急搬送する民間救急車の取材も行った。

   20代男性患者は思い当たる感染経路として「友達とうちで飲んでいたんですよ。そのあとカラオケに行った」という一方で、都内一人暮らし男性は「食事は自宅でひとり。唯一の外出がジムだが、みんなマスクをして器具も消毒している」と語る。民間救急フィールの齊藤学代表によると、9割以上の患者が「どこでかかったかわからない」という。

   キャスターの小倉智昭「感染対策をしていてもどこかに落とし穴がある」

   二木芳人(昭和大学教授)「東京都は約6割が感染経路不明。注意しなければいけないのがマスクで、種類によっては飛沫が出てしまう。スポーツをしているときは息をしやすいウレタン製のものを付けることが多い」

   石黒賢「私の周りでもかかった人がちらほらいる」

   夏野剛(実業家)「気の緩みじゃないか。この状況に慣れてきてしまっている。GoToがダメと言われたが、飲食くらいいいんじゃないかという若い人が多いんじゃないか」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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