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入浴中の死亡は「熱中症」かも

   さて、寒くなると風呂に入っていても寒暖差、ヒートショックが心配になるが、新潮によれば、入浴中の死亡は「熱中症」だと報じている。

   2018年に自宅で不慮の事故のために死亡した約1万5000件のうち、4割近い5374人が「浴槽における溺死」だそうだ。慶應大学理工学部の伊香賀俊治教授らの調査によると、入浴している間に体温が上昇して熱中症になり、意識障害や脱力感が起こり、湯の中に沈んでしまうというのである。

   そうならないためには、湯温は41度にして10分以内、カラスの行水がいいそうだ。

   私は内風呂が好きではないが、65歳以上の高齢者は週7回入浴すると「3年後に要介護になるリスクは29%低い」というのである。熱くない風呂に入って約10分。それで介護いらずになればお安いものだが、私は手遅れだろうな。

   ところで、あなたは養子縁組に普通と特別という2つがあることをご存じだろうか。

   少子化対策が叫ばれているが、聞くところによると、結婚した夫婦の6組に1組が不妊だといわれるそうだ。不妊治療は多額なカネがかかり、成功率も低い。

   どうしても子どもが欲しい夫婦には、養子縁組というものがあることは知られている。ニューズウイーク日本版は、元TBSのアナウンサーだった久保田智子(43・『報道特集』などを担当)のケースを取り上げ、特別養子縁組について興味深いレポートを掲載している。

   普通の養子縁組は子どもの年齢は制限がなく、育ての親より下であればいい。戸籍の表記は「養子/養女」とされ、生みの親との関係は継続する。

   だが特別養子縁組は、子どもを産んだ親との関係は終了する。戸籍の表記は「実子と同じ」で、子どもは育ての親の扶養義務と相続権を持つ。縁組は家庭裁判所が決定する。

   久保田は20歳の時に自分が不妊症であることを知った。結婚する時、相手にもそう伝えた。夫婦でニューヨークから帰国すると、このレポートも書いている親しい筆者に、「養子を迎えようと思う」と語ったそうだ。

   結婚して同居していることなどの条件がある。民間団体のやっているところに登録した後、ものすごくたくさんの個人情報を聞かれるそうである。なぜこのような厳しい審査がいるのかというと、「あくまで子供のための福祉の制度なので、大人の希望や欲望を満たすための子育てになってはいけない」からだという。

   産まれた後、何らかの障害が出てくるかもしれないが、その可能性を引き受けるかとも問われるそうだ。

   久保田は、2019年1月23日に誕生した子どもの親になった。だが、送られてきた写真を見て、嬉しかったのはもちろんだが、「私はこの子にちゃんと愛情を注げるのだろうか」という不安を感じたとも語っている。

   久保田が夫婦と子どもの写真を出し、自分たちの体験を語った理由は、

   「特別養子縁組をして幸せだと、母親がオープンに語ることはハナちゃん(子どもの名前)のためにもなるように思う」

   特別養子縁組は年々増えてはいるが、2019年でまだ711件。この記事で久保田夫妻のことを知って、さらに幸せな子どもが増えることを願いたい。(文中敬称略)

【絶対当たらない馬券術】

   今週は来年のクラシックホースを占う朝日杯FS。1番人気はレッドベルオーブだろう。これを負かすとすれば、重しか経験していないが、勝ち方が圧倒的なステラヴェローチェだと思う。良馬場適性があるかどうかだが、父のバゴは凱旋門賞馬だから心配はあるまい。印は◎がステラヴェローチェ、○がレッドベルオーブ。△はショックアクション、ドゥラモンド、ホウオウアマゾン、ロードマックス、ルメール騎乗のモントライゼを少々。GOODLUCK!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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