関越自動車道の大渋滞から「とくダネ!」レポート

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   自衛隊が災害出動するほどの関越自動車道の大渋滞の中に、「とくダネ!」の取材班もいた。おととい16日(2020年12月)に新潟県内の大雪を取材し、東京に戻る途中のきのう午前9時に巻き込まれてしまったのだ。きのう夕方の細田尚希ディレクターの車の中からのリポート。「午後5時頃なんですけど、NEXCO東日本からこちらの缶と水が提供されました。缶には2つのパンが入っていて、一つ食べました」と見せる。

   しかし、けさ3時16分。外は積雪98センチだ。「立往生からおよそ18時間30分がたちました。雪が降り続いています。外に手を出すと、千切れるぐらい寒いです」

   さらに1時間後に「いまのところ大丈夫ですが、長引くようなら心配です」と報告した。寒いからと、ずっと車の中にいるわけにはいかない。ときどき車外に出て、マフラーが積雪で埋もれないように雪かきをしなければならないのだ。マフラーが塞がれると、排気ガスが車内に入ってきて、中毒死の危険がある。

   山崎夕貴キャスターは「渋滞発生から2度目の朝を迎えています。午前8時現在で、下り線は解消しましたが、上り線にまだ68台が残っているそうです」と伝えたが、その後まだ1000台が動けないままになっていることがわかった。「とくダネ!」取材班もその中にいるのだろう。

今夜からまた寒波

   記録的な豪雪はなぜ発生したのか。いつまで続くのか。気象予報士の天達武史が解説した。「大雪の原因は、例年ならこの時季にはやってこない強い寒気と、海水温の暖かさです。水蒸気が大量に発生して、雪雲が発達しました。この雪は、現在は小康状態ですが、きょうの夜からまた寒波が関東まで流れ込んできます」

   秋田・山形はきょう午後から、新潟と群馬県北部はあすから日曜いっぱいまで降雪が続き、新たに60~80センチの積雪が予想されている。「太平洋側はこの週末もカラカラ天気で、朝は0度まで下がります」(天達)

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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