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河野景子さんのラブストーリー

   ところで、河野景子という女性がいる。元フジテレビのアナウンサーで56歳、元貴乃花のカミさんである。

   離婚したのは2018年10月。結婚生活は23年だった。そのきっかけは、貴乃花の弟子だった貴ノ岩のトラブルを巡って、貴乃花が相撲協会と揉め、電撃引退して部屋が消滅したことだったようだ。

   その後は、個人事務所を設立し、発声などを教える「河野景子のことばのアカデミー」をやっていた。その河野に結婚相手ができたと、文春が報じている。

   ジャッキー・ウーと名乗り、痩身エステティックサロンや映画ビジネスを展開している男性だそうだ。本名は大平義之で、横浜中華街で料理店を営む中国系2世の父と、日本人の母親を持つそうだ。年齢は明かしていないようだが60歳前後だという。

   文春は、11月26日に、新宿区のテニスコートで2人が仲良くペアを組み、談笑している姿を捉えている。

   文春は「怪しいエステ経営者」と見ているようだ。だが、付き合い始めたのは景子が結婚していた頃だが、その後2人とも離婚しているし、男性のビジネスにはやや胡散くさいところはあるようだが、こうしたビジネスにはありがちなもののようだ。

   ウーの知人によれば、彼が「日本国籍だから、華僑の父が眠る墓に入れない」と悩みを吐露したとき、景子が、「私と一緒にお墓に入れないの」といい、ウーが「入ろう」と返したことが結婚の決定打となったそうである。

   老年男女のラブストーリー、いい話ではないか。

   文春が景子を直撃すると、満面の笑みを見せて、「はい! そのつもりです」と答えた。

   元夫の貴乃花は、淡々とした様子で、まったく知らなかったが、「『おめでとうございます』とお伝えください」といった。

   私はカミさんと別れたことがないから、本当のところはわからないが、一時期、真剣に愛し合い、結婚していた女性ほど、いったん離れてしまえば「遠い存在」になるのではないだろうか。

   憎み合って別れたのではなくても、「思い出したら、たまにはお茶でも飲もうね」という心境にはならない。そんな気がするのだが。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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