今シーズン最強の寒気で日本海側を中心に大雪がきょう、あす16、17日(2020年12月)もつづきそうだ。
新潟県湯沢町では、積雪がほとんどなかったおとといから一夜明けたきのうは、一気に銀世界。きょう午前0時には積雪105センチを記録した。「除雪が間に合わない」と住民は悲鳴をあげた。融雪のために流された水が雪を溶かしきれず、車が雪と泥で立ち往生するシーンが見られた。スキー場では「これだけ降ると、各スキー場が一斉にオープンするので客が分散し、密を避けられます」と支配人が話していた。
今回の特徴は一気に積もる。新潟と群馬北部に大雪警報
同県津南町は、けさ午前4時、積雪134センチ。「みなさん、積雪が4メートル16センチまでいった平成18年のイチハチ豪雪を思い出したと言います」と阿部祐二リポーターが伝えた。住民は雪かきを追われ、除雪した雪をためるスペースがまだ確保されていない駐車場の前では車が長い行列を作っていた。
司会の加藤浩次「慣れていても一気にここまで降ると対応しづらいわけですね」
気象予報士の松並健治によると、今回の特徴は一気に積もることで、新潟県と群馬県北部には大雪警報が出た。「強い雪のエリアは今夜、西日本の山沿いまで広がり、あす、あさってにかけても降り続く」という。太平洋側は寒く、冬の天気が年末年始も続く見通しだ。
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト