東京駅前にきのう10日(2020年12月)、1980円でPCR検査を受けられる民間施設がオープンした。無症状者を対象にした予約制で、アクセス殺到から一時は予約停止となる人気ぶりだった。
大竹真リポーターが行ってみると「親に帰省するなら受けてきてと言われた」「2000円以下に魅力を感じて来た。安心感のために受ける」の声が出ていた。これまで自費検査は数万円かかることもあった。自社で試薬を大量生産したことが低価格につながったという。
利用者は受付で検査キットを受けとり、パーティションで仕切られた部屋で本人がキットの綿棒を30秒くわえて唾液を採取するセルフ方式だ。防護服姿の医師から鼻の粘膜を採取されるのとはだいぶちがう。結果は翌日にメールで届く。9900円のコースなら最短2時間半で受けとれる。
森圭介アナウンサー「手軽にできますが、ある注意喚起も行われています」
陽性なら医療機関を受診して
日本感染症学会専門医の佐藤昭裕医師は「陽性だったらしっかり医療機関を受診して。陰性でも100%安心せず、対策を続けてほしい」という。都内の保健所からは「医療機関と提携していない」「民間検査が増えると、(陽性者の確認検査を)もう受け入れられない」の声があがる。
近藤春菜(お笑いタレント)「安心材料にはなるが、感染対策をしながら家族と会うとか、仕事するとかしないといけないな」
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト