人工知能が結婚相手を紹介する「AI婚活」を導入する自治体に、政府が費用の3分の2を補助する方針を固めた。少子化対策の一つとして来年度予算に盛り込むことが8日(2020年12月)発表されたが、すでに埼玉や栃木、新潟、兵庫、香川県など15県が実施。2018年に出会いサポートセンターを設立した埼玉県では結婚が成立した69組中33組がこのAI婚活だった。
これまでの結婚相談所やマッチングアプリがプロフィールや収入などの希望条件にあった相手を紹介するのに対して、AI婚活はタイプと異なる人も、価値観を細かく調べたうえで紹介する。埼玉県できのう試した大竹真リポーターは30分にわたって112項目の「自分の価値観」「相手に求める価値観」を聞かれた。
「自分に合う人に出会えた」「婚活パーティーより効率いい」
これで結婚までこぎつけた34歳男性と32歳女性のカップルは「自分に合う人に出会えて、すごくよかった」、30代同士のカップルも「婚活パーティーよりも効率が良い」と話した。
司会の加藤浩次「だいたい自分のタイプって勝手な思い込みなんじゃないか。だから、自分では相手を広げられない。AI婚活は発見の場になる」
宮崎哲弥(評論家)「基本、出会いの場が広がればいい。AI婚活は意外な相手も選ばれるのがおもしろい。いいシステムだと思う」
キャスターの水卜麻美アナウンサー「加藤さんの言葉が刺さりました。友だちのような助言をAIもしてくれると思えばいい」
加藤「結婚してからが本当のスタートだよ」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト