姫路の病院は共用パソコンキーボードから感染拡大か
職員や患者42人の感染が判明した兵庫県の姫路中央病院は、ナースステーションに置かれていた共用パソコンキーボードから感染が拡大した可能性が指摘されている。キーボードはキーに高さがあるタイプで、60代医師が「打ちやすい」と愛用、複数スタッフが使用していた。1日に3回ほど除菌シートで消毒していたというが、日本特殊清掃隊の神野敏幸理事は「深いところからウイルスが跳ね上がってきている。高さのあるキーボードは表面だけではなく隙間にホコリがたまりやすい。ホコリがある状態で消毒はきかないので、綿棒などで取ったあと、表面を消毒する必要がある」と語る。
カズレーザー「テーブルなどは消毒されていたと思う。キーボードが盲点だった」
小倉智昭キャスター「キーボードがダメだとすると、タッチパネルは使うたびに消毒しなければいけなくなる。綿棒を使ってホコリを取るというのは、無理に等しい」
山崎夕貴アナウンサー「キーボードをカバーするシートを使うのも一つの手です」
伊藤隼也「キーボードは共有しないほうがいい。韓国はみんなタブレット端末を持っている。共有する場合は使い捨て手袋をする」
三浦瑠麗(国際政治学者)「あらゆるものを消毒するのは無理がある。手洗いが重要だが、軽視する人が増えている。トイレに行った時、どのくらい手を洗っているか見ていると、最近は『サササ』で終わる人が増えている」
文
みっちゃん| 似顔絵 池田マコト