テレ朝「逃亡者」、渡辺謙の迫力演技にSNS高評価相次ぐ...「さすが謙さん」「久しぶりにハラハラドキドキ」「面白かった」...俳優陣のオーラに突っ込みどころもかき消されたか

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   テレビ朝日の60周年記念スペシャルドラマ「逃亡者」が5日、6日の土日2夜連続(2020年12月)で放送された。渡辺謙、豊川悦治の渋い2大俳優が出演、1960年代の米国テレビドラマのリメイク版だが、SNSの書き込みでは「一気にみてしまった」「ハラハラのさせ通し」と高い評価を得ている。「やっぱ渡辺謙はすごい」とキャストを絶賛する声も多い。ドラマでは、ずさんな捜査でいきなり死刑になったり、渓谷の浅い川に高所から飛び込んでも無事だったり、脚本に突っ込みどころも多かったが、そうした違和感も「渡辺謙の熱演で打ち消してくれた」との声も。

   ドラマは、アメリカABC系列で1963年~67年にかけて放送されたテレビシリーズ。日本でも1964年から67年までTBS系列で放送されて人気を博した。1993年にはハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズで映画化され、こちらも大ヒットした。

   筋書きは、エリート外科医が妻殺しの罪を着せられて死刑判決を受けるが、護送車がテロリストに襲撃されて逃げ出し、無実を晴らすため犯人の義手の男を捜すというもの。ドローンや防犯カメラの顔認証など現代のハイテク捜査も取りこんでの執拗な追跡劇も見どころだった。

   SNSなどでは次ような声が多かった。

  • テレビ朝日「逃亡者」番組公式サイトより
    テレビ朝日「逃亡者」番組公式サイトより
  • テレビ朝日「逃亡者」番組公式サイトより

「久しぶりに夢中になれた」「スケール大きい」「本家超えた?」

   「やっぱり渡辺謙ってすごい俳優だ。あらためてそう感じながら2日間夢中になった。最後に豊川悦司と2人で並んだところは、2人に安堵の表情が見れて心から良かったと思わせてくれた」

   「久しぶりに夢中になれるドラマを見ました。ただ1つ言えるのは安っぽくなかったこと。渡辺謙のドラマをみたのは初めてだけど、世界のケンワタナベと言われるわけがわかった気がします」

   「ハリウッド魂というのでしょうか。あそこまでのアクション、寒い中水にはいったり、山中を走ったり、ここまでやるのかという役者魂に敬服を通り越して、唖然。それに引きずられるように、ほかの役者全員が締まったいい演技を見せていた。渡辺健効果でしょうね」

   「何より素晴らしかったのは脚本で、小さいエピソードも丁寧に作り、喜怒哀楽を盛り込み、眼福の美女も入れ、ハラハラのさせ通しで、土曜日に録画した2時間から、一気に二日分、堪能しました。面白かった-!相当お金かけたんでしょうが、一年に一度ぐらいはこういうのが見たいです。本家を越えてたのでは?」

   「とても面白かった!です。なぜにこんなに面白いのか?それぞれの俳優さんの演技が素晴らしくて映画を観ているようでした!普通のドラマにはない迫力がある感じ?スケールが大きく描かれている?~またこのようなドラマを作って欲しいです!」

   「前編も後編も一気に見てしまいました。CM除いてトータル3時間10分が、あっという間でした。まあ、何でこれだけの証拠で死刑判決が出るんだ?という大きな疑問はありますが、逃亡者と追跡者という視点で描かれているので、その辺の事情は重視してないんだろうね」

   「担当刑事・検事・弁護士の三者揃って杜撰な仕事をしたために、渡辺謙が有罪にされたということ。ご都合主義ストーリーが顕著。(60年代「逃亡者」では、ジェラード警部が片腕の男を捜索したが見つからなかった、となっている)。しかし、それでも渡辺謙の熱演によって、そういった破綻を打ち消して、2時間ドラマ×2として見た場合は、高水準にあるとは思う」

(TVウォッチ編集部)

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