ビデオリサーチは先週30日(2020年11月)、今年の視聴率上位30位(関東地区)を公表した。1月1日から11月22日までの暫定速報値で、その結果、録画などのタイムシフト視聴率、世帯視聴率を合わせた総合視聴率ともに1位となったのはTBSドラマ「半沢直樹」だった。とくに最終回の総合視聴率は44.1%と高いスコアだった。
総合視聴率の上位をみると、志村けんさんが3月29日に急死、直後の4月4日に放送された「天才!志村どうぶつ園特別編」が30.7%で2位。続く3位は、おじさんブームのきっかけとなったTBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」で30.5%だった。このほか、箱根駅伝が復路29.0%で5位、往路27.9%で8位と相変わらず人気が高かった。また、NHK朝ドラでは、「エール」が放送休止前の6月12日の回が28.6%で6位、「スカーレット・最終回」が27.0%で9位に入った。
タイムシフトではTBSドラマが上位独占
タイム視聴率では、上位30位がすべてドラマ部門。2位は「テセウスの船・最終回」と「私の家政夫ナギサさん」が同率13.6%、4位「恋はつづくよどこまでも・最終回」と「MIU404・最終回」が同率12.4%、6位「おカネの切れ目が恋のはじまり」10.8%で上位6番組がTBSドラマだった。
総合視聴率は以下の通り。(TVウォッチ編集部)