きのう3日(2020年12月)夜、大阪の通天閣が新型コロナウイルス感染の非常事態を示す赤色に点灯された。吉村洋文知事は「病床がひっ迫し、非常に厳しい状態」として、15日までの2週間弱、不要不急の外出を自粛するように呼びかけた。
大阪府の重症者用病床使用率は66%。即応できる病床に限ると使用率は80%近い。東京でも、高齢の感染者が増え続けており、都医師会は「医療体制に負担が強くかかり、コロナ以外の医療との両立が困難な状況が生じ始めている」(猪口正孝副会長)と病床確保を求めた。
医療現場は人手不足なのに離職者も
日本感染症学会専門医の佐藤昭裕医師によると「ベッドを増やしても人手が足りない。医療スタッフに離職者も出ている」という。危機的状況がいっこうにとまらない。
司会の加藤浩次「どうやったら助けられるのか」
大畑大介(元ラグビー日本代表)「今は経済よりコロナの完全制圧が一番大切。大阪の赤信号点灯は絶対的に危険な状態であるということだ」
秋元里奈(オンライン直販所『食べチョク』代表)「中途半端にやるのではなく、一気に止めないといけません」
厚生労働省の専門家会議「アドバイザリーボード」はきのう、20代から50代の世代が県を超えての移動によって、人に感染させる例が他世代より多いとする解析結果を発表した。こんな状態でも、政府はまだGoToキャンペーンを続けている。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト