マスク拒否男ふたたびトラブル! 松本市の温泉ホテル・バイキングで警察駆けつける騒ぎに

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   11月18日(2020年)に長野県松本市浅間温泉の「伊東園ホテル浅間の湯」のレストラン内バイキング会場で男性がマスク着用を拒否し、警察が出動するトラブルが発生していた。この日の午後5時45分ごろ、男は1人で入場。会場入り口には、マスク着用、手の消毒、手袋の着用、ソーシャルディスタンスなどを呼び掛ける看板を設置していたが、この男はマスク未着用の上、食材を取り分ける際にも手袋を使用しなかったため、ほかの客からホテル側に指摘があり、支配人がマスクと手袋の着用をお願いした。

   しかし男は「強制でも義務でもない」としてマスク・手袋の着用を拒否。支配人は何度もお願いをしたが押し問答となり、男は一時ヒートアップする場面もあったという。「コロナ対策のルールを守れないなら退室してほしい」と伝えるが、これも拒否。6時40分ごろ、ホテル側が警察に通報し、約10人の警察官が駆けつける騒ぎになった。警察官立会いのもとで行われた話し合いも平行線をたどり、結果的に事情聴取は午前1時半ごろまで続いたという。

朝食代金1100円を返金して退場

   男は翌朝の朝食会場にも現れ、ホテル側はマスクかフェイスシールドを着用しない場合は入場を断ると伝えたが、制止を振り切りマスク未着用で朝食会場内に入った。ホテル側は再び警察に通報。朝食代金1100円を返金して、退場してもらった。

   実はこの男、9月に釧路から関西空港に向かう格安航空(LCC)のピーチアビエーション機内でも、マスク着用を拒否していた。男が大声を出すなどしたため、新潟空港に臨時着陸して、強制退去させられていた。

   番組ではSNSを通じて、この男性に取材を申し込んだが応答はなかった。

   菅野朋子弁護士によると「飲食店は不合理な差別出ない限り営業の自由によって、どんな客を入れるか入れないか自由に決めることが可能。入店を拒否できる。今の状況ではホテルは宿泊拒否も可能です」という。

   羽鳥慎一キャスターは「今の時期は、みんなが我慢しているのに」とコメント。

   テレビ朝日コメンテーターの玉川徹は「飛行機の時には何らかの理由があってマスクを拒否したのだと思っていたけど違ったんですね。わざとやっていた可能性もある。入店拒否できるのは昔のディスコのドレスコードでわかっていたが、入店前には拒否できても入店後はどうなのか。そこまで考えてやっている可能性もある。わざとであれば悪意でやっていると思う。ほかにもそんなことをやっていた人がいた」と、コメント。

   女優の高木美保は「この男は法律を盾にしているが、世の中は法律で回っているわけではない。お互い様の気持ちで回っている。この男の言ってることは屁理屈でしかない」と指摘した。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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