菅義偉首相と東京都の小池百合子知事がきのう1日(2020年12月)会談し、政府の観光支援事業「GoToトラベル」の東京発着旅行について、65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人を対象に自粛を呼びかけることで合意した。期間は12月17日まで。会談後、小池知事が「停止を要請したが、いろいろ考えて自粛の結論に至った」「国が判断するのが筋」と発言するなど、国と都がどうもギクシャクと食い違っていたらしい。
司会の加藤浩次「一つ疑問なのは、大阪、札幌とちがうことだ」
大阪と札幌を目的地とする旅行は「一時停止」、出発地とする旅行は「自粛」となっており、こちらは65歳以上といった対象者の限定もない。
専門医「旅行だけでなくもっと強力な要請を」
日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「短期間でも(旅行を)しっかり止めるのが理想です。旅行だけでなく、もっと強力な要請をしないと、感染が広がっては意味ありません」という。なぜ停止でなく自粛なのか、これでどこまで効果があるのかもよくわからない。
犬山紙子(イラストエッセイスト)「東京は大阪、札幌より人数が多いから(経済と)天秤にかけたのか。違いは何か、クレスチョンマークが沢山ある。効果など、はてな?はてな?はてな?という感じがします」
松田丈志(元競泳日本代表)「65歳以下の人にはメッセージがない」
宮崎哲弥(評論家)「経済よりまず人命を救えとの考えは専門家のコロナ対策分科会などにもあり、私もそう思うが、国の姿勢は経済主眼だ」
加藤「なんか納得いかないところがあります」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト