今年のテレビCMで最も放送回数の多かったタレントはだれ? 株式会社ビデオリサーチが2020年の年間タレント別テレビCM出稿量をまとめたところ、トップは米倉涼子だった。「興和」「楽天モバイル」などに出演しており、前年の11位から順位を上げた。2位は橋本環奈で「NTTドコモ」などに出演、昨年16位から躍進した。3位は田中圭で「BOAT RACE振興会」などのCMに出演、前年9位から順位を上げた。
このほか、意外なところでは「ソニー損害保険」「興和」などのCMに出演した松本白鸚(藤間昭暁)が前年97位から7位に。また、同社のタレントイメージ調査で男性人気度5位に入った千鳥が、「ソフトバンク」「スマートニュース」などのCMで、前年72位から10位に大幅にアップ。視聴者と企業の双方からの支持を得ていることがわかる。
同社は全体を通して、例年、携帯キャリアのCM出演者が多数ランクインする傾向にあるが、今年はトップ10の顔触れの半数以上が入れ替わったのが特徴だとしている。
また、CM起用社数でみると、橋本環奈と広瀬すずが同数の20社でトップ。3位は18社に起用された伊藤健太郎だった。
調査は関東地区民放5局を対象に、2020年1月1日から11月22日までのオンエアCMを集計した。結果は以下の通り。 (TVウォッチ編集部)