「勝負の3週間」なのに、我慢できない人だらけ...週末都心、減らない人出! 渋谷では若者が路上宴会、時短しない店も

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   FNNまとめによる昨日11月29日(2020年)の新規感染者は 全国2065人、重症者数は一昨日28日時点で過去最多の462人と拡大を続ける新型コロナ。西村康稔経済再生担当大臣は先週25日に「この3週間が勝負だ」として、飲食店への営業時間短縮要請など対策強化を打ち出しているが、初の週末、街の人出はどうだったのか

   土曜日午後11時の渋谷駅。改札口に向かう人の流れができている中で、路上でマスクを付けずに大声で盛り上がる若者グループの姿も見られる。そばには酔いつぶれて寝込んでいる男性たちの姿も。ベンチでは携帯片手に一人お酒を飲む男性もみられたが、男性は飲み終えたカンはその場に置いたまま立ち去っていった。

   東京都は飲食店に対し、小池都知事が午後10時までの時短営業を要請している。これに従って10時に閉店する店も多いが、中には11時半を過ぎても新しいお客さんがどんどん入ってくる店もみられた。

   イルミネーションが実施されている六本木けやき坂通りにも多くの人が集まっていた。20代女性はインタビューに対し「よくないなと思いつつ、普段我慢をしているから写真を撮るために来ました」と答える。

番組調べで50人中42人が都外への旅行を「自粛している」

   では日中はどうだったのか。Gunosyリサーチによる東京都在住男女1000人のアンケートでは、週末外出していない人が382人に対し、外出が618人。竹下通りは医師会が「我慢の3連休」と呼びかけた先週の3連休と同じ程度のにぎわいだ。イチョウ並木が美しい神宮外苑、浅草や表参道の人出も3連休とそれほど変わらない。

   いま自粛していることについて、番組が街の人50人に複数回答可でアンケートを取ったところ、都外旅行が42、人との外食が21、都内レジャーが17、自粛していないが3と、都外旅行の自粛が最も多かった。都外旅行を自粛した人が都内に出かけたことで、街がにぎわったのではないかとみられている。

   小倉智昭キャスター「(渋谷の路上宴会は)本人たちに聞いたら『外だからいいだろ』というんでしょうね」

   二木芳人(昭和大学教授)「お酒飲むと大声で話すので、外だからといえ良いことではないですね」

   立岩陽一郎(ジャーナリスト)「大統領選挙でアメリカ行ったんですが、みなさんマスクしています。飲んで寝ている人はいない。渋谷の状況みると心配になります。アメリカ人はマスクしてないと思うかもしれませんが、ニューヨークはみんなしてます」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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