竹井千代(毎田暖乃)の父・竹井テルヲ(トータス松本)が新しい母親、竹井栗子(宮澤エマ)を連れて帰ったことで、ようやく学校に通えるようになった千代。しかし汚い身だしなみに、読み書きもこれまで勉強してきていないため、授業がまったくわからない。
貧乏をバカにされる千代は読み書きで見返してやろうと張り切る
そんな千代は、周りの子どもたちからバカにされる毎日。それでも学校に通って読み書きを覚えて見返したいと張り切る。そうなれば笑われなくなると思っていた。
一方、母親として来たはずの栗子は、テルヲ以上に朝寝坊で、ゴロゴロと寝ているか三味線を弾いたりして家事は何もしない。ましてや千代と弟・竹井ヨシヲ(荒田陽向)の母親になるつもりはまったくない。期待はずれだと思う千代は、栗子に怒りがこみ上げてくる。
ある日、千代が弟ヨシヲ(荒田陽向)のために学校から持ち帰った大切なおはぎを栗子が横取りする。
千代「おんどれ!おはぎ、食いやがったな」
千代の怒りが爆発。二人に亀裂が入る。
その夜、血相を変え、家を飛び出す父・テルヲの姿が。栗子が家を出ていったのだ。
(NHK総合あさ8時放送)