元宮崎県知事の東国原英夫氏がツイッターでウーバーイーツの当て逃げ被害を怒りの報告。18日夜(2020年11月)に渋谷近くの国道246号線を池尻方面に向かってウォーキングしていたところ、ウーバーイーツの自転車にぶつけられ、運転者は猛スピードで逃げていったという。
実は配達員による同様のトラブルは急増している。車道を横切って車にぶつかったり、ながらスマホで運転中に前方の車と衝突したり。中には首都高に侵入したドライバーも発見されている。
東国原氏は「猛スピードで逃げながら、ちらっと振り返ったように見えた。体の弱い人や高齢者だったら、大事に至っていた」と怒りをあらわにした。東国原氏がウーバー配達員と接触事故を起こしたのは3回目で、「5回以上危ない思いをしている」とも言う。
ウーバー「配達員は個人事業主で、雇用関係にはない」
そして「配達員は、届けた件数で報酬が変わるため、急いでいる人が多い。配達中に事故を起こしたら、会社ではなくドライバー個人が処理することになっていて、本社は何もしてくれないはずだ」と訴えた。
怒りが収まらない東国原氏がウーバージャパンに問い合わせると、「配達パートナーは個人事業主で、雇用関係にはない」と回答。会社は、店と配達員をマッチングさせるのが仕事だという。トラブルの対応については、「問い合わせ窓口に連絡し、事故担当チームに状況を伝えてほしい。解決に努める」と回答した。
東国原氏は、問い合わせ窓口から連絡を試みたが、ウーバーイーツのホームページには電話番号が掲載されておらず、サイトの最下部にあるお客様相談室の相談フォームに時間や被害を入力してやっと連絡。だが、ウーバーイーツからその翌日に届いた返信メールには「頂いた情報では特定に至らなかった。詳細を知らせてほしい」と書かれていた。さらに、配達パートナーの外観・特徴・性別、事故現場の正確な住所、被害状況を報告してほしいと伝えられた。
東国原氏は「電話を使って口で説明すればすぐじゃないですか。腹立ちますよ。ビジネスライクというかね。諦めてしまう人、多いんじゃないでしょうかね」と話した。
キャスターの立川志らく「最低でも配達員はヘルメットかぶるべきだね」
タレントのアンミカ「配達車にナンバーを入れるとか、個人を特定できるようにすべき」
ロンブー田村淳も「僕もぶつかったことがあり、警察に行こうと言ったんですが、『冷えちゃうから、急いでるんです』と言われました」と、東国原氏と同様の体験を告白した。