<来週のおちょやん>(第1週「うちは、かわいそやない」)
大正5年、9歳の千代は極貧生活を送っていた。大酒のみの父親は、家事も養鶏場の仕事も全部、千代に任せっきりだ

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   11月30日(2020年)から始まる「おちょやん」は昭和の名女優・浪花千栄子をモデルにしたオリジナルストーリーだ。「おちょやん」とは大阪の古い言葉で、「料亭や茶屋などで働く小さい女中さん」という意味がある。

   1916(大正5)年。9歳の竹井千代(毎田暖乃)は、大阪・南河内の貧しい家で父・テルヲ(トータス松本)と弟のヨシヲ(荒田陽向)の3人で暮らしていた。母は父・テルヲは酒を飲んでばかりで、養鶏場の仕事も家事も千代に任せきり。千代は口が達者で活発な少女だったが、小学校にも満足に通えないという生活だった。

父親が連れてきた継母は弟ヨシヲを奉公に出すと言い出す

   ある日、父は再婚相手・栗子(宮澤エマ)を連れてくる。「これで学校に通える」と喜ぶ千代だったがが、その期待はすぐに裏切られる。栗子は全く家事せず、母親らしさも全くない女だった。千代は次第に栗子に対し、反発心を抱くようになっていく。

   千代はなんとかして栗子を家から追い出そうと策を練るが、栗子が妊娠したことで諦めざるを得なくなってしまった。

   栗子は口減らしのためにヨシヲを奉公に出すと言い出した。そのことを知った千代は、「自分が代わりに奉公に出るからヨシヲを家に置いてあげてほしい」と懇願する。

   ほどなくして千代の奉公先が決まった。道頓堀の芝居茶屋だ。千代は見知らぬ地へと旅立っていった。

   (NHK総合あさ8時)

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