菅義偉は疲労の極に達している。主な要因はコロナ対策と経済回復を同時にやろうとする菅を忖度しない尾身茂分科会会長だ。官邸スタッフは「政府の組織なのだからこっちの意向に沿って発言しろ、と。ところが尾身さんは無視して危機を訴える。総理は怒っていますが、下手に圧力をかければ学術会議の二の舞になるのでイライラが募っている」という

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秋篠宮は会見で「結婚と婚約は違う」と、素直に喜べないことを言ったという。はて、この言葉の意味はなんなのか?

   さて、秋篠宮眞子さんが結婚宣言をしたため、父親・秋篠宮が11月30日の誕生日会見で何をいうかに関心が集まっていた。だが、11月20日、赤坂東邸で行われた会見で、居並ぶ皇室担当記者たちを前に、秋篠宮は意を決したかのように、こういったという。

   「結婚することを認める、ということです」

   これは文春からの引用だが、新潮でも、「そして『2人がそういう意志なのであれば、親として尊重するしかありません』『時期に関しては、これから本人たちが考えるでしょう』とも述べられていたというのです」(宮内庁関係者)

   この発言が解禁されて、新聞などで報じられるのは30日だが、見出しには「秋篠宮、眞子さまの結婚を容認」と出るはずだ。眞子さんと小室圭にとっては待ちに待った吉報だが、その後を読むと、素直に喜べないことを、秋篠宮が言ったというのである。

   「結婚と婚約は違う。結婚については、しっかりした意思があれば、それを尊重するべきです」

   はて、面妖な。新潮では、こういう発言もあったと報じている。

   「私としては現在、多くの人が(2人の結婚を=筆者注)喜んでくれる状況にあるとは認識しておりません」

   小室圭の母親・佳代と元婚約者の男性との金銭トラブルがまだ解決していないことを指すのだろうが、それではなぜ、結婚を許すのだろう。文春によれば、「あえて秋篠宮さまが婚約に触れられたのは、『結婚は自由だが、皇族として、納采の儀は行えない』という"最後の抵抗"でしょう。(中略)どうしても結婚したいなら縁を切る、と"勘当"するようなお気持ちで、結婚容認を表明されたのです」(宮内庁関係者)

秋篠宮
秋篠宮

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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