学校の健康診断で「上半身裸」になることが問題に!医師は3つの理由があるというが、立川志らくは「裸のまま移動する必要あるの?」

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   学校の健康診断で男女とも上半身裸になることが問題になっている。

   「志らくさん、小学校の時の健康診断では上半身裸でしたか?」という、若林有子アナの問いに、キャスターの立川志らくは「覚えてません!」。しかし、フリーアナの中村仁美は「高学年の時には、裸ですごく恥ずかしかった思い出がある。相撲の新弟子検査みたいだった」と苦い思い出を振り返った。

   京都医師会が2年前に行った調査によると、京都市内175校のうち124校と、約7割の学校で男女ともに上半身裸で健康診断を実施していた。上半身裸での健康診断に反対する署名活動を行っている高田愛子さんは「学校から同意しない形で裸を強いられて、男性医師に裸を見られて女性としての自尊心を傷つけられた」ことで署名活動を行っているという。

中村仁美アナ「相撲の新弟子検査みたいで恥ずかしかった」

   健康診断は法律で定められているが、衣服についての定めはない。それなのになぜ上半身裸になるか。網島クリニックの石田由美院長によると理由は3つあるという。「心臓や肺の音を正確に聞き取る」「胸や背骨の状態を目で確認する」「キズがないか、アザがないか確かめる」ため。

   2008年に大阪で女子高校生が健康診断で背骨の病気を見落とされ訴訟に発展、自治体と担当医が女子高生側に900万円支払う形で和解した事例もある。

   ネット上では反対意見も多くあるが、実際に学校で検診を行っている医師は「子供の人権を考え、服を着たままの状態で健康診断すべきだが、胸や背骨の状態を確認しづらくなったり、虐待やいじめを見つけづらくなったりする一面もある」と指摘した。

   立川志らく「診てもらうときはある程度裸も仕方ないが、待っている間も裸というのは問題があるのではないか」

   中村仁美「体重測定で先生が数字を読み上げ、係の生徒が記入するというのも恥ずかしい記憶。供だから大丈夫だろうという、大人の配慮のなさが嫌だった」

   高橋知典弁護士「健康診断は医師の目で虐待を発見するチャンスでもある。しかし、待ち時間や移動時間は裸の必要はない。私は教室で裸になって保健室に移動した記憶がある。こういう点は配慮すべき」

   若林アナ「健康診断のあり方を考えていく必要があるかもしれません」

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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