「R-1グランプリ」芸歴10年縛りに賛否激論「売れない中堅芸人が必死にあがく姿を見たい」「コンビの片割れはやめ、ピン芸人限定に」「飛び道具持って来た奴の勝ちはおかしい」

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「ピン芸人に日常的にテレビに出させる機会を作ってあげて」

   審査員や観客の問題を指摘する声もあった。

   「審査員も尖った芸風、新しい芸風をきちんと評価できる人たちにしないと。ネタのスタイルに制限がないからこそ、単純な面白さに加えてネタのクオリティーや発想を評価しないといけない」

   「審査員もそうだが、観客の質も改善すべきです。粗品さんが優勝した年はとにかく悲鳴や感嘆の声など笑い声以外の反応が明らかに大げさすぎた。審査員も観客の反応は審査のうえである程度参考にするだろうし、斬新なネタも評価される大会にするには観客も見直す必要があると思います」

   出場経験者からこんな意見があった。

   「一度アマチュアとして出た事あるけど、客席ウンともスンとも言わんかった。地獄のような2分間だったな」

   「自分の場合は、客席は沈黙が続いたけど、制限時間のブザーが鳴って『まずい、帰らなければ』と言ったら、少しだけ笑い声が聞こえてきました。それでも1回戦で落ちたけど」

   最後にこんな意見を紹介したい。

   「出場資格を芸歴10年以内に絞るのは下積みの長い芸人から飛躍のチャンスを奪うことになるから残酷だ。コンビ芸人の片割れは排除という意見にも違和感がある。いつ何どきコンビの片割れがスキャンダルや病気などで欠けるか分からない時代。相方に依存しすぎて一人出演できない芸人は、いつピンになっても生きていける芸を磨くべきだ。しかし、ピン芸はどうしてもこじんまりしていて寄席っぽく、じわじわ笑わせるものが多いから、そもそも点数で競わせるのが酷なんだと思う。テレビでだらだら見ている分には面白いのだから、年に一人だけに500万円与えるというより、面白いピン芸人を、バイトしなくても食べていける適正なギャラで日常的にテレビに出させる機会を作ってやってほしい」(テレビウォッチ編集部)

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