ツイッター「嫌い」ボタン導入か、ザワつくネット! 番組調査で賛否五分五分、賛成派「デマ見極められる」VS.反対派「イジメにつながる」

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   ツイッターに「嫌い」ボタンができるかも知れない。この情報は瞬く間に拡散され、ツイッターユーザーたちがザワついている。

   「嫌いボタンの導入を模索している」と投稿したツイッター社の開発リーダー、ケイボン・ベイポア氏は、その理由について「前向きな投稿は評価し、かつ有害な投稿を控えさせるようなバランスの取れた機能にすることが重要」としている。

   また、ITジャーナリストの三上洋さんはそのほかにも、嫌いボタンでデマやフェイクニュースを見極める効果が期待できると話す。「怪しいと思った投稿に嫌いボタンを押せば、参考になります」と言うのだ。

   自分を守る情報としても使える。「自分の書き込みに常に『嫌い』と付けてくる人がいると精神的にも良くない。嫌いボタンの情報があれば、そういう人をブロックしたりミュートにしたりすることができます」と三上さん。

しょこたんは大反対「わざわざ嫌いって言いに行くのは攻撃」

   しかし、「炎上の火種になる」「イジメにつながる」と、嫌いボタンに反対する声も多い。

   真っ先に「絶対にナシ!」と反対の声を上げたのがタレントのしょこたんこと中川翔子さん(35)。ツイッターのフォロワー数は70万人を超える。

   「わざわざ嫌いって言いに行くって攻撃だと思います。もしそのボタンができたらツイッターやめちゃうかも知れない」としょこたんは話す。そして「『いいね』をし合うこと、好きが共有すること。そういう使い方だけをしたい」と訴えた。

   嫌いボタンはアリかナシか、「グッとラック」が行った15歳以上の男女200人を対象にしたアンケート調査では、「アリ」が47.5%で「ナシ」が52.5%だった。

   キャスターの立川志らく「私はナシですね。アリ派とナシ派がこんなに拮抗しているとは思わなかった。やっぱ世の中荒んでいるな。日常のつぶやきに対して『嫌い』なんて付けられたら、『何?』って思いますよ」

   キャスターの田村淳「僕はアリ派です。『嫌い』っていう言葉は確かに強すぎますが、ユーチューブでも『Good』と『Bad』があって、それによって発信者の品質が担保できる。それこそ、ツイッターにはアンケート機能があるんだから、ツイッター社が嫌いボタン導入について聞けばいいと思います」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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