第3波と見られる新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、札幌市と大阪市がGo Toキャンペーンの対象から一時除外されることが決まった。期間は24日(2020年11月)~12月15日の3週間だ。
しかし、除外の対象はあくまで札幌市と大阪市が目的地の旅行。両市から出発する旅行については今まで通りGo Toトラベルの割引が有効になる。全国知事会からは「感染拡大エリアから多くの人が来ることで感染拡大の危険性が高まる」と批判の声が多く出た。
水曜コメンテーターの西村博之(2ちゃんねる開設者)は「感染の多い地域から日本中に移動するのがOKというのはおかしな話。大阪から出ていく分には大阪は『関係ないよ』と思うかも知れないが、それ以外の地域は『おいおい、来ないでくれよって』ってなる。でもこれは国が決めるしかない。大阪と札幌からの出発も除外すると、国が決めるべきです」と話す。
都知事と首相の会談時間たったの15分、東京はどうなる?
そして今注目されているのが、同じく感染拡大が広がる東京がGo Toトラベルから除外されるかどうかだ。
小池百合子都知事は24日、政府の考え方を聞くために首相官邸を訪れたが、菅義偉総理との会談時間はたったの15分。小池知事は不機嫌な様子で官邸を後にし、その後もGo Toトラベルの一時除外の決定については明言を避けた。しかし都内のホテルには予約客から問い合わせが相次ぐなど、不安が広がっている。
キャスターの田村淳「小池さんと総理がどんな話をしたのか、こっち側には全然聞こえてこない。自分たちのメンツなのか、国民の生命・財産以外のものを優先しているとしか思えない。Go Toトラベルの判断は任せますが、国と都の小競り合いを国民に見せないでほしい」
キャスターの立川志らく「15分なんて立ち話で済んじゃう。国民や都民の命がかかっているのに15分で済ますとは何事だ」