「エール」薬師丸ひろ子演じる音の母・光子は亡くなっていた...最終週の急展開、回想シーンだけの描き方に「いつの間に...さすがに寂しい」とネットで惜しむ声!「尻切れトンボ」との指摘も

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撮影中断の影響か、回数短縮で「粗雑感否めない」の声も

   このほかネットでは、物語の展開が急になっていることに書き込みが相次いでいる。この回も結婚式のシーンの後、すぐに5年後となり、華の一人息子「裕太」がいきなり登場。裕太を裕一夫妻に預けて病院勤務に出かけようとすると来客があり、東京五輪の開会式の行進曲の作曲を裕一に依頼するのだった。

   連続ドラマは最終週で物語が急展開するのは常だが、エールに関しては今月に入ってからは華の結婚相手と裕一が一緒の病室に入院し、その相手がロカビリー歌手だという破天荒な設定についていけない視聴者も。脚本としては、戦争を挟んだ裕一の音楽が新しい時代の音楽に切り替わっていくという日本の進歩と未来への希望の象徴として描き、五輪行進曲の誕生というクライマックスへ導いているのは理解できる。だが、少々雑な展開になっている印象はぬぐえず、ネットでも「残念だ」との声が相次ぐ。

「最終週というのに、古関裕而の作曲とは何の関係もないロカビリーを延々と流し続ける神経が分からない。センスを疑う」
「後半が急ぎ足で・・・消化不良です何か残念ですねえー ラストは関係無く古関先生のメロディーを皆で歌うのは良いとは思うけど」
「関内家の復興と光子の死等。おそらく撮影されたもののお蔵入りになったエピソードも相当あるのではないでしょうか。それでも制作の人たちが逆境の中でやれることを精一杯やり遂げようとしていることをひしひしと感じます。なぜキリのいい年内12月いっぱいの放送をせず11月で終わるのか疑問に思います。終盤に駆け足になってしまったことが本当に残念でならない」

(テレビウォッチ編集部)

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