1960年代、日本の高度経済成長が最高潮に達していた。また古山家も東京オリンピックをカラーテレビで見たいと購入。
東京オリンピックの開会式を飾るオープニング曲を依頼された古山裕一(窪田正孝)だったが、開幕が迫る中なかなか曲を書こうとしない裕一に、妻の音(二階堂ふみ)は気をもむ。
音「オリンピックの曲は、どう?」
裕一「まだ...かな。他の曲も忙しいし」
裕一を心配する音は、大ヒット曲「東京五輪音頭」を作った裕一のライバル・木枯正人(野田洋次郎)を喫茶バンブーに呼び出し、裕一がなかなか曲作りをはじめないことを相談する。
音は裕一のライバル・木枯正人に相談した
一方、古山家に幼馴染みの作詞家・村野鉄男(中村蒼)がやってくる。
鉄男「オリンピックのこときいた。良かったな。誰よりも藤堂先生が喜んでいるだろう。当日は、俺がラジオもって墓参りするから心配するな」
祐一「ありがとう」
そこへ、音と木枯が帰ってくるが、まもなくすると裕一の幼馴染みの歌手・佐藤久志(山崎育三郎)と妻の藤丸(井上希美)も集まり、みんなで歌い騒いで盛り上がる。
翌朝、音が起きると裕一が曲を書いていた。
いよいよ国立競技場で東京オリンピックが開催され、入場行進の時間になる。
(NHK総合あさ8時放送)