神奈川、埼玉、千葉の3県知事が訴える3連休中の対策...「マスク会食を」「加湿や換気に知恵を」「旅行は勇気を持ってキャンセルも」

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   新型コロナの新規感染者数が過去最多を更新し続ける中で、東京と隣接する神奈川、埼玉、千葉の3県知事と中継をつないで司会の小倉智昭が見解を聞いた。

   黒岩祐治・神奈川県知事は「このままでは感染爆発がいつ起きるか、ギリギリの瀬戸際。医療崩壊すると止まらなくなっちゃう」と話した。県をまたぐ移動は「生活圏が一体なので止めても意味ない。行った先での会食の仕方が大事」という考えだ。

   黒岩知事は、会食には新しいマスクを外しながら食べ、会話時は付けるという「マスク会食」を提唱する。食べにくいとの声もあるが、「すぐ慣れる。これは一つの方策で、みんなが考えることが大事。何もできないなら、おしゃべりしないで会食をして」と強調し、以前のような外出や営業制限をしないためにもマスク会食が必要と力説していた。

「最後は一人一人が万全を期す気持ちが大事」

   新規感染者がきのう19日(2020年11月)、前日の66人から一気に106人に増えた千葉県の森田健作知事は「県庁に緊張が走った。県民一人一人に対策をお願いしていく」と語った。2日連続で100人を超えた埼玉県の大野元裕知事は「クラスター(集団感染)発生場所をすべて分析して、戦術的に対応する」と述べた。

   カズレーザー(お笑い芸人)が他県からの流入が原因かを聞くと、森田知事は「東京に近い方が発生は多い」、大野知事は「一喜一憂しないで、楽観もせず、急激に感染が伸びる前提で準備する」と応じた。

   下重暁子(元アナウンサー)が「家庭内感染は外との往来を止めないと減らない」と話したのに対して、森田知事は「家庭内をあまり締めるとストレスになる。加湿や換気に知恵を」と返した。

   あす21日(土)からの3連休は、「来る側も受ける側も感染防止に万全を。出発前に必ず検温し、だめなら勇気をもってキャンセルして」(森田知事)、「旅行の内容による。夜中までカラオケとかはやめて」(大野知事)

   GoToトラベルについては、森田知事が「最後は個人が万全を期す気持ちで」と強調、大野知事は「万一感染者が増えれば、国にやめてもらうお願いをする可能性がなくはない。その前に抑制したい」と言い切った。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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