きょう16日(2020年11月)、NHKは大みそか恒例の「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30~同11・45)の出場歌手42組を発表した。初出場はJUJUや瑛人、朝ドラ「エール」の主題歌を歌うGReeeeNなど10組。史上初の無観客での開催で、放送時間も15分短縮して開催する。
「受信料払っているんだからもっと説明しろ」
白組21組のうちジャニーズが7組にも上ることや、紅組では11年連続で出場していた女性アイドルグループ「AKB48」が選出されなかったこと、また、オーディション番組を勝ち抜いて誕生した9人組ガールズユニット「NiziU(ニジュー)」が選ばれたことなどについて、早速ネットがざわついている。
もともとNHKに対し、紅白出場者の選考基準が不透明で説明不足との苦情は以前から多くあった。今年はとくに無観客での開催や「嵐」の活動の最終日と重なって、「受信料払っているんだからもっと説明しろ」と、例年以上に注目が集まっている。
出場歌手は以下(敬称略、カッコ内は出場回数)
紅組
あいみょん(2)
石川さゆり(43)
坂本冬美(32)
櫻坂46(初)
JUJU(初)
Superfly(5)
天童よしみ(25)
東京事変(初)
NiziU(初)
乃木坂46(6)
Perfume(13)
日向坂46(2)
Foorin(2)
BABYMETAL(初)
松田聖子(24)
MISIA(5)
水森かおり(18)
milet(初)
LiSA(2)
Little GleeMonster(4)
白組
嵐(12)
五木ひろし(50)
瑛人(初)
Official髭男dism(2)
関ジャニ∞(9)
Kis-My-Ft2(2)
King&Prince(3)
郷ひろみ(33)
GENERATIONS(2)
純烈(3)
鈴木雅之(3)
SixTONES(初)
SnowMan(初)
氷川きよし(21)
福山雅治(13)
Hey!Say!JUMP(4)
※「Say」の「a」の表記は、「@」の丸の中の形。
星野源(6)
Mr.Children(2)
三山ひろし(6)
山内惠介(6)
ゆず(11)
企画
GReeeeN(初)
「ヒット曲ないのに」「コロナ禍なのに今までと同様の選び方?」
ネットの声を抜粋すると...。
「ジャニーズが7組はちょっと多すぎかなあ。CD売上で考えると、嵐、キンプリ、SixTONES、Snow Manは出てもおかしくないけど、他のグループは今年ヒットした曲あったっけ?NiziUとか櫻坂46の出演も解せない」
「ミスチル出場は驚いたが、ほかの出場者にサプライズはないな。昨年までと同様のやり方で、今年も出場者を選んだことがよくわかる出場者リストである。コロナ禍で多くの人が人生を滅茶苦茶にされた今年の紅白では、今まで以上に歌による癒しと激励が求められている。個々の歌手についてどうこう言いたくはないが、そうした状況にもかかわらず、過去の延長線でしか番組を制作できないNHKには失望した」
「いつも思いますが、NHK紅白出場基準が全くわからない。適当に決めていると思われるメンバーが多々いるので、見ていてつまらない。NHK受信料をしっかり払っているので、明確な基準を開示してください」
「もう選考基準が『いい楽曲』ではなく『話題性』になってしまったな。今年一年のSONGSの総集編の方が中身も数字も獲れるとは思うけどね」
「歌を歌う出場が少ししかいないですね。パフォーマンス合戦ならば、紅白歌合戦にする必要はありませんね。民放の歌謡祭や長時間放送の音楽番組とは一線を画して、じっくりと歌手の魅力を感じられる番組にしてもらいたい」
「今年かなり話題になったが、Niziuは時期尚早かなって感じた。人気を維持して来年出るならわからなくはないけどね。好き嫌いはあるが紅白の元々のコンセプトでその年に話題なったミュージシャンを出場させる意味合いなら瑛人は良いと思う。本当は老若男女誰でも知っているミュージシャンを出してもらいたいけど今はなかなかいないな。逆に年配者しか知らないミュージシャン出すとヒット曲ないくせに何故今更出るってなるから難しい」
(テレビウォッチ編集部)