第3波は「気の緩み」...西村発言に立川志らくブチ切れ 「大変な思いで自粛して潰れた店を思うとカチンときた!」

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   新型コロナの新規感染者が12日(2020年11月)は過去最多の1661人に達した。西村康稔経済再生担当大臣は「大きな流行が来つつあり、強い危機感がある」、国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師は「急速な感染拡大の始まり。厳重な警戒が必要」と注意をうながした。393人の感染が報告された東京都の小池百合子知事は「7000件の検査をした。無症状感染者が101人いた」と話した。大曲貴夫医師は、「このペースで増加すれば4週間後には1日1160人程度になる」と警戒を促した。

   神奈川、兵庫、北海道、岩手、茨城など、全国各地過去最多の感染者数を記録しており、神奈川県の黒岩祐治知事は「気が緩んでいる部分がある」と注意を促した。西村大臣も「会食と職場での感染が多い」と報告している。

飲食店選びは消毒液、客同士の距離、アクリル板、換気

   番組では東邦大学の小林寅喆教授が新橋の飲み屋街を訪れ、忘年会でのコロナ感染防止ポイントについて解説した。小林教授によると、店選びのポイントは「入口の消毒液、客同士の距離、アクリル板、換気。アクリル板は高い位置まであるものがよく、滞在時間を短めにして、直箸は避ける」。

   会見した西村大臣は「感染拡大すれば、より強い措置をとらないといけない」とし、分科会の尾身茂会長は「今が緊急事態宣言を回避できる最後のチャンス」と話し、「ステージ3と判断されれば、GoToキャンペーンは中止」と説明した。

   この発言にキャスターの立川志らくは「西村大臣が"気の緩み"と言うのにカチンとくる。大変な思いで自粛して潰れてしまった店もある。GoToのせいでこうなっているんだから、緩んでいるという前に、普段から注意しようと呼びかけるべき」と一喝。

   タレントのアンミカも「経済でも人は亡くなる。まず気の緩みというのではなく、引き締めてくれと言ってほしい」と指摘。

   志らくの怒りは収まらず、さらに「GoToが中止になれば、年末の予約はどうなるのか。そういうことも伝えるべきだ。感染状況がこの数値まで行ったらGoToはダメという基準を、始める前から言うべきだった」と訴えた。

   コロナ禍で変わるのは初詣も同様。政府の指針は、分散で参拝、マスク着用を徹底、飲食物は持ち帰り、帰宅時の駅の分散。

   ロンブー田村淳が「分散しても効果はないのではないか」とコメントすると、志らくは「分散するなら、電話番号の下何桁の人が今日は初詣可能などとするしかない」と話した。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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