きのう11日（2020年11月）午後4時ごろ、東京都新宿区原町の14階建て高層マンション10階から出火、映像では上の階に届きそうなほどの激しい炎が噴き出した。
司会の小倉智昭「全国に乾燥注意報が出て、月曜（9日）からは秋の全国火災予防運動がスタートしていました」
木材の乾燥が進みメラメラと燃え広がりやすい
この火災は2時間後に消し止められ、けが人もなかったが、千葉県松戸市でもきのう11日、2階建て住宅が全焼、焼け跡から女性らしい遺体が見つかった。高齢者夫婦の2人暮らしで、妻と連絡がとれないという。
今週は東京消防庁管内で9日月曜に11件、10日火曜に9件と連日火災が発生している。きのう11日の湿度は30％台で、今シーズン一番低かった。
気象予報士の天達武史が「湿度の低下で燃えやすく、木材の乾燥も進んでいて燃え広がりやすい」と解説する。きょうの最小湿度は東京で25％、広島で30％などと予想される。この先は少しずつ上がるが、「今まで数週間乾燥が続いたので、火が燃え広がりやすい状態です」という。
小倉「コロナを考えて室内は加湿器を使うけど、全体に乾いているんだねえ」
古市憲寿（社会学者）「コロナ対策でも乾燥は気になってきます」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト