新型コロナウイルスの新規感染者がきのう11日(2020年11月)、東京で317人に上り、全国では1547人と3カ月ぶりに1500人を越えた。北海道は197人、7日連続の100人超えだ。大阪や兵庫、岩手、新潟など7府県で過去最多。各地で「第3波」といえそうな状況に危機感が高まっている。
「まさに第3波に入っている」(大阪府・吉村洋文知事)、「そう言ってもいいんじゃないか」(茨城県・大井川和彦知事)、「一挙に70人台に突入してしまった」(兵庫県・井戸敏三知事)などの発言が続き、小池百合子都知事も「全世代にわたっている」と注意をよびかけた。新潟県では感染した16人中、県警南魚沼署員が15人を占め、全署員90人中80人が自宅待機となった。
大阪、兵庫、岩手、新潟など7府県で過去最多
司会の小倉智昭「第3波に日本医師会も危機感を強めています」
日本医師会の中川俊男会長は「第3波と考えてよい。年末年始が待ち受けており、先手、先手を打ってほしい」と指摘した。
国際政治学者の三浦瑠麗「冬を迎えるのは国民の責任ではない。医療の方をしっかり見守り、高齢者の施設交流は控えるべきだ」
小倉「都道府県往来の問題が出てくる。メディアはどうしても数に触れるが、ここでどういう対策をやるかが大事だ。これから真剣に考えていかなければならない」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト