有効性が9割と発表されたアメリカの製薬会社「ファイザー」が開発中の新型コロナウイルスのワクチンは、いつごろ日本で接種が始まるのか。玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)は「インフルエンザのワクチンでも有効性は50%程度ですから、9割というのはすごいですよ」と期待する。
田村憲久・厚生労働大臣は「安全性が確認され次第、速やかに承認したい」としている。白?大の岡田晴恵教授は「順調にいけば、(接種は)来年5月下旬から6月頃にはと、政府は言っています」
接種は医療従事者、高齢者、基礎疾患者を優先。専門家「急ぐ必要はない」
司会の羽鳥慎一「ただ、接種には優先順位があります。まず医療従事者、次いで高齢者、基礎疾患がある人、それから一般の人ということになります。安全性を考慮して、妊娠中の人は優先対象にはなりません」
インターパーク呼吸器内科の倉持仁院長は「新型コロナの感染率は1%程度なので、あまり急ぐ必要はありません。健康な人から接種していって、安全性を確認していくのがいいと思います」
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「(東京オリンピック間に合わせるような)医療と無関係なことで承認が左右されることだけは避けたいですね」
政府は「Go To」キャンペーンの宣伝ばかりでなく、ワクチンに関する情報をもっと流してほしい。
文
カズキ| 似顔絵 池田マコト