ジャニーズ事務所はきのう10日(2020年11月)夜、所属タレントの山下智久(35)が退所したことを発表した。活動の拠点を海外に移したいという理由で本人から申し出があり、先月31日(2020年10月)で契約を終了したという。山下はファンに向け、「今までの事、これからの事を改めて考えた結果、ジャニーズ事務所を離れる決断をさせていただきました」とのコメントを出した。
山下は2003年にアイドルグループ「NEWS」のメンバーとしてデビューした後、ソロ歌手や俳優として活躍し、堪能な英語を生かして近年には海外のドラマ出演も果たした。今年8月(2020年)、未成年女性との飲酒が報じられ、芸能活動を自粛していた。
海外から作品のオファーが来て急いだのだろうか
25年以上ジャニーズを取材している芸能リポーターの駒井千佳子氏は「自粛期間中で今後自分がどういう活動をしたいか熟考していた時に、ちょうど退所の4日前に海外の作品のオファーが来て、すでに11月1日には撮影先に向かって日本を発ったということです。自粛期間中だったことが彼の決断を促したことになるでしょうね」と説明。駒井氏によると、ジャニーズ事務所側は自粛期間を約3カ月と考えていたようで、来週か再来週には自粛が明ける予定だったというが、一方で週刊誌では退所の方針がたびたび報じられていた。今後は、アメリカの俳優ウィル・スミスの事務所と契約する可能性があるという。
MCの近藤春菜(お笑い芸人)「ファンからすれば、本人の口から直接説明を聞きたかったのではないでしょうか。順序が逆になったと思います」
司会の加藤浩次「僕があれ?と思うのは、自粛とは何ぞや、ということ。自粛期間ってどう考えればいいのかよくわからなくなってきました」
松田丈志(競泳元日本代表)「自粛を決めたのはジャニーズ事務所だから、退所すれば自粛は関係ないのでしょうか」
駒井氏「本当はあと数週間待てば自粛期間が明けて、海外の仕事を大々的に発表できたのかと思いますが、報道が先行したことが影響したのかもしれません」