文春が報じたとおり、中央道にかかる「緑橋」の補強工事に鉄筋が使われていなかった。命の危険のある問題をうやむやにするな。
さて、文春が先週報じた中央道にかかる「緑橋」の耐震補強工事に、鉄筋が使われていなかった問題で、10月28日、中日本高速道路株式会社社員と、疑惑がもたれている大島産業の従業員らが、コンクリート内部の検査解析を行ったという。結果は、「(鉄筋は)無いですね」。報道通りだったのだが、おかしなことに中日本(株)は未だに「調査中」として検査結果を公表していないというのである。
それも、当事者である大島産業も、本来施行さるべき鉄筋がされていなかったことは、当社の責任と認めているのに。文春のいうように、大島のCEOと親しい宮内秀樹農水副大臣が二階派の国交族だというふざけた理由で、この件がうやむやにされないよう、厳重に監視する必要がある。