新型コロナの第2波は第1波よりひどくなりそうだ。北海道と東京で感染拡大だ。寒くなると「密」を作りやすいから注意しよう

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   日本でも、新型コロナの第2波は、第1波よりひどいことになりそうだ。きのう5日(2020年11月)の北海道の感染者数は、119人とこれまでの最多となった。とくに札幌が93人と8割を占める。このため北海道と札幌市は、早ければあす7日から、酒を提供する飲食店に営業の一部制限を要請することを決めた。

   日本医師会の中川俊男会長は「北海道でこれだけ感染が広がっていることは、大変憂慮すべきだと思います。繁華街のすすきので連日クラスターが発生しているのでしょう。若い世代がコロナに慣れてしまっているのではないか」という。鈴木直道知事は「強い措置を検討せざるを得ない」として、10時以降の営業自粛、酒類の提供自粛などを求める。

専門家「暖房をつけていても換気に気を付けて」

   東京も感染再拡大中だ。アシスタントの斎藤ちはるアナがこう報告した。「きのう、東京都も3週間ぶりに感染者が200人を超え、269人が確認されました。日本医師会の釜萢敏(かまやち・さとし)常任理事は『寒くなってくると、換気を怠って"密"を作ってしまう。暖房をつけていても換気に気を付けて』と話しています」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「若い人が騒ぎたくなるのもわかるけど、俺たちはかかっても大丈夫なんだという方たちがいることが、大変(困ったこと)なんです。自分がかかることより、うつすことをもう一度認識してもらいたいですよ」

   話は大きく飛ぶが、デンマークで新型コロナがミンクから人に感染し、政府は1700万匹のミンクの殺処分を決めた。デンマークは世界最大のミンクの毛皮の産地で、5つの農場から新型コロナの変異体が見つかり、12人の感染が確認された。首相は「ウイルスの突然変異で、将来開発されるワクチンが効かなくなるリスクがある」としている。1700万匹は国内の農場で飼育されているすべてだという。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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