驚異的なヒットとなっているアニメ「鬼滅の刃」に乗っかろうと、コラボ商品・企画が続々発売されている。
「鬼滅の刃」は、鬼に家族を殺された少年が敵の鬼たちと戦いを繰り広げる物語。公開中の劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」は今月1日(2020年11月)時点で、観客動員数1100万人、国内興行収入157億円を突破している。
JR熊本駅ではおととい3日(2020年11月)、JR九州がコラボした「SL鬼滅の刃」が登場し、「無限」のプレートをつけたSL列車にカメラを構えた大人や子どもが群がった。チケットは販売開始からわずか1秒で完売したという。
日清食品は「出前一丁」ならぬ「鬼滅一丁」を発売。日本郵政が発売した鬼滅のイラスト入り年賀状は、1日12万セットの申し込みがあった。ダイドードリンコは、28種類のコラボ缶のコーヒーなどを売り出したところ、前年同月比1.5倍の売り上げを記録した。
「コンビニ10軒ハシゴしたのに15個しか買えなかった」
さらに、大人がコンビニを駆け回って求めているのが、ロッテがおととい3日に発売した「鬼滅の刃マン」というチョコレート菓子だ。鬼滅のキャラクターのおまけシール全24種類がついている。1977年発売のロングヒット菓子「ビックリマンチョコ」のコラボ商品とあって、大人も黙ってはいられないようだ。
SNS上では「夜中からコンビニを数十軒ハシゴしてゲットしました。およそ130個」「『コンビニ10軒もハシゴしたのに15個しか買えなかった』と嘆いていた昨晩の夫。5時起きでコンビニ回り直したらしい」といった投稿が相次いでいる。30代女性は「5時に起きてSNSを見て、買いに走ってしまいました。ビックリマンチョコ世代なので、懐かしく感じ、気合いが入りました」と話していた。
坂口孝則(経営コンサルタント)「相当な経済効果が見込まれます。無限にタイアップができそうで、久々に明るいニュースですね」
司会の加藤浩次「昔は仮面ライダーカードでした。いつの時代も変わらないですね」