「米大統領選挙が大変なことになっています」と司会の小倉智昭が異常な大接戦の続報を伝えた。「十分な州を獲得したことは明らか」(バイデン候補)、「はっきり言って勝利した」(トランプ大統領)と、日本時間きのう4日(2020年11月)夜、両者が事実上の勝利宣言をするありさま。それがまた、最新情報は「きのう夕方時点ではトランプ再選の流れで、そこで寝た人も多かったと思いますが、けさ起きると大きく変わっていました」(立本信吾アナウンサー)と雰囲気が様変わりしていた。
けさ6時20分に会見したバイデン候補は、ウィスコンシン州やミシガン州、ペンシルベニア州で票の伸びをあげ、自信を見せた。トランプ再選を断言してきたジャーナリスト木村太郎氏は「バイデン候補はあと少しで選挙人が過半数の270人に届く。昼から酒を飲まなきゃいけない」とさえない顔で話し、旗色が悪い。
「素直に負けたと言わないトランプは潔い人ではない」
郵便投票の中身がわかってくるにつれてバイデン優位の情勢だ。トランプ陣営は「郵便投票で策略が発覚した」と不正行為を強調して、開票差し止めの法廷闘争に持ち込む構えを見せ、これがかえってバイデン優勢を裏付けもした。
バイデン当選を予想していたデーブ・スペクター(テレビプロデューサー)は「バイデン支持者は早めに郵便投票しただろうから、時間がたつと有利なことは見えている。トランプ陣営はずっと前から訴える作戦だった。潔い人ではないから、素直に負けたというわけがない」と厳しく批判した。
小倉「きわどい判定になったら、提訴は十分考えられるな」
「とくダネ!」はバイデン氏40年来の友人に人柄を語らせるなど、早くも当選者扱いまでした。
小倉「バイデン氏の年齢(77歳)を考えると、任期4年は長いなあ」
木村太郎氏「大統領が途中で辞めるなんてありえない。4年やるよ」