きのう3日(2020年11月)、東京メトロ半蔵門線の九段下駅で、男性が催涙スプレーのようなものを顔に吹き付けられ、警察や消防が出動したが、犯人の男はいまだに逃走中だ。「トラブルの発端は電車内でのマスクの付け方でした」と司会の羽鳥慎一は伝えた。
40代男性が車内でマスクから鼻を出していた男に、「マスクは鼻まで覆えよ」と注意したところ口論となり、2人は九段下駅のホームに降りてもみ合いになった。注意された男はスプレーを吹きかけ、そのまま逃走。40代男性は目に軽いけがを負った。
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「なんで催涙スプレーなんて持ってたのかな」
羽鳥「いまのところ、催涙スプレーのようなものということですが」
男は30代くらいで、身長165センチ前後という。警察は傷害事件として男の行方を追っている。
豪州では鼻出しマスクが原因でクラスター発生の報道もあるそうだ
街中でよく見かける鼻出しマスクだが、感染予防効果はゼロだという。アシスタントの斎藤ちはるアナが説明した。「白鴎大教授の岡田晴恵さんは『鼻から他人の飛沫を吸ってしまい、感染する可能性が増えます。さらに、顔とマスクの隙間から飛沫が飛び、相手に感染させる可能性もある』と言っています。地下鉄のような密集した空間では、しっかり鼻と口を覆うことが大切です」
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「オーストラリアのクラスターで、ホテルかなにかの従業員が鼻を出してマスクをしていたのが原因という報道があって、それからは気になって仕方がないですね」
玉川「せっかくマスクするんだから、意味があるようにしたほうがいいと思いますよ」
羽鳥「自分にとっても他人にとっても、鼻を出すことは、マスクをやっていないのと同じということです。針金でしっかり鼻に密着させないといけないということだと思います」