大阪都構想否決に吉村洋文知事「やり切った。もう一度はありません」! 小倉智昭「うっすら涙が浮かんでいた」

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   大阪市を廃止して4つの特別区にするという大阪都構想の賛否を問う住民投票がきのう1日(2020年11月)に行われ、大接戦の末に否決された。「とくダネ!」は一夜明けた2日、吉村洋文府知事と中継を結び今の心境と今後について聞いた。

   司会の小倉智昭「昨夜はほとんど、寝られなかったのではないですか」

   吉村知事「そうですね。ほとんど寝てないです。でも大丈夫です」

   小倉「(昨夜の)会見の時は本当に悔しそうに、涙がうっすらと浮かんでいたように見えましたが」

   吉村「僕自身はやり切ったという思いで、清々しいというか、そんな思いでした」

引退ありなし?「自分の人生も考えたうえで判断したい」

   小倉「5年前の前回と違って、公明党が賛成に回って、かなり期待できると思ったのではありませんか」

   吉村「これは住民の皆様の判断を尊重して受け止める、ということです」

   都構想を一緒に進めてきた日本維新の会の代表で大阪市長の松井一郎氏は昨夜の会見で、「2度負けていますので、それは僕自身の政治家としての力不足。これに尽きると思います」として、2023年4月の任期満了をもって政界を引退すると表明した。

   小倉「吉村知事は任期満了前に判断したいとおっしゃっていましたが、任期満了前にやめる、ということもあるんですか」

   吉村知事は、「任期中はしっかり仕事をして、任期前に自分の人生も考えた上で判断したいと思っています」と語った。

   賛成派は府と市の二重行政の解消、反対派は住民サービスの低下など訴えていた。小倉が「皆さんの声を聞くと、分かりにくいという声もありました。それを分りやすくして、もう一度やりませんか」と水を向けると、吉村氏は「私自身がもう一度挑戦することはありません」と答えた。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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