渋谷ハロウィーン、懲りない深夜のバカ騒ぎ! コロナもおかまいなしの迷惑行為に商店街は「若者に裏切られた」と怒り心頭!

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   先週土曜日の10月31日(2020年)、コロナ禍で迎えた渋谷のハロウィーン。渋谷区が仮設トイレや着替えスペースの設置をとりやめたこともあって夕方から夜にかけては、コスプレをしている人は多くはなかった。比較的落ち着いた雰囲気に渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸理事長は「今年は仮装する人が8割減。若者に感謝」とコメントした。

   ところが夜が更けるにつれて様相は一変。終電終了後も渋谷駅からセンター街方向に向かう人の流れは絶えず、井の頭通りは車道に人があふれ出して、車と接触しかねない状況だ。スクランブル交差点には赤信号でも移動せず、車が通る中に飛び出して錦織圭の「エアK」を繰り出す人の姿も。路肩に駐車したピンクのワゴン車からは爆音が流れ、周囲には踊る人たちが集まっている。

   ベビーカーにスピーカーを乗せた「移動ディスコ」の周囲には人が集まり車道まではみ出す大騒ぎ。レポーターが直撃すると「『迷惑』と『楽しい』のギリギリを行っているグレーゾーン。爆音流しながら渋谷のみんなを盛り上げる」と悪びれない。午前2時には歩行者同士が殴り合いのケンカをするトラブルも発生した。

バカ騒ぎは道頓堀や福岡・警固公園でも、もはや犯罪でしょ

   迷惑行為がみられたのは渋谷だけではない。道頓堀では川への飛び込みが立て続けに発生。福岡の警固公園では全裸の20歳会社員男性が公然わいせつで現行犯逮捕騒ぎも起きた。

   渋谷区はハロウィーン期間中の路上飲酒禁止条例を施行しているが、午前2時を過ぎると泥酔者の救急搬送も増加した。終電後の迷惑行為の多さに、センター商店街の小野理事長は「裏切られた。渋谷ハロウィーンはコロナとともに今年で終わって欲しい」と話す。

   周囲が明るくなった午前6時の渋谷に残されたのはゴミの山。改造したキックスケーターを使ってゴミを集めるピックアップスケート協会など、多くのボランティアがコロナ対策を徹底しながらゴミ拾いを行っていた。

   石原良純(気象予報士、タレント)「時間が経って騒ぎが増えるのは飲酒なのかな。条例で禁止しても(飲酒は)取り締まれない」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ほとんどの若者はちゃんとしているが一部バカがいる。日本中どこも一緒。集まる社会的メリットは何もなく、ゴミはでるしケンカは起きる。地元は迷惑している。でも僕も若い頃はバカだった。どうしたらいいのかな。テレビではやらないほうがいいのかな」

   司会の羽鳥慎一「深夜帯のバカは減らないということですよね。ケンカなんて仮装は関係ない」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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