文春も現代を見習って「一人遺された夫への処方箋」なる企画をやっている。毎週こんな記事、読む気にならないな。
さて、このところ、文春の現代化が目立つ。今週も「一人遺された夫への処方箋」なる企画をやっている。現代の巻頭特集は「夫婦はどちらかが死んでからが本当の人生」。現代は同じような企画ばかり毎週やるので、タイトルを見ただけでは、どの週のか分からない。失礼だが、こんな特集を毎週読みたくないと思うが、私の古巣でもあり、読んでみた。
どちらが先に死んでも、遺されたほうは、なかなか立ち直れないようだ。有名人の夫のやっていたことを引き継いだり、月に1度、「お月見」を楽しんでいたりしていた夫を思いながら、その習慣を続けている妻。
中でも大変なのは、突然、片方に死なれてしまうことである。銀行の預金を暗証番号がわからず引き出せない。だから遺言書を書けという、いつもの話になるのだが、日本財団の調査によると、遺言書を作っているのは4.9%しかいないという。
よくいわれることだが、妻が亡くなった夫と、夫が亡くなった妻とでは、妻のほうが長生きである。夫は平均で10.3年だが、妻は16.5年だそうだ。男が短命なのは、料理や家事を妻任せにしてきたことも関係しているのだろう。私も、簡単な料理や洗濯機を回すことはできるが、アイロンをかけたり畳んだりすると思うと今からうんざりする。
カミさんがいなくなると寂しいだろうが、私の場合は、ケンカ相手がいなくなることだ。ケンカするほど仲は良くはないが、さりとて、壁を相手にケンカするのもな~。私には死んだ後の楽しみがある。2年前に亡くなった愛犬モエと再び出逢えることだ。死後の世界は無だというのもいるが、いいではないか、死んだ後を知るものは一人もいないのだから。とまあ、こんな読み方をしたのだが、毎週、このような記事を読む気にはならないな。(文中敬称略)
【絶対当たらない馬券術】
先週もバッチリ的中。今週も当たったら、タイトルを変えようと思う。今週は天皇賞秋。アーモンドアイの芝GⅠ8勝の大記録がなるかが焦点だ。安田記念でグランアレグリアに完敗したのが心配だ。出遅れ癖と道中の走りがスムースでないところなど、問題点はあるが、それでもアーモンドが勝つと信じるのは鞍上のルメールの腕である。
先週の菊花賞で、コントレイルにピタリと付けて外に出させず、福永に「馬がエキサイトした」したといわせた騎乗ぶりはすごかった。直線に向いて、コントレイルの福永が焦って早く仕掛けると、少し遅れて追い出し、あわやというシーンを作り出した。福永とは技量が何枚も上である。
ルメールならやってくれる。アーモンドからの馬単流しで、相手はほとんどクロノジェネシスで間違いない。クロノが勝つシーンまであると思っている。あとはダイワギャグニーとダノンプレミアムを少々。GOODLUCK!