今年(2020年)12月31日をもってグループとしての活動が見納めになる「嵐」だが、個々のメンバーはこれまでも「俳優」として様々なドラマや映画で活躍してきた。彼らの中で一番演技力が高いのは誰だろうか?
アンケートサイト「ボイスノート」が10月9日(2020年)「もっとも演技が上手いと思う嵐メンバーランキング」を発表した。熱烈なファン632人に9月30日~10月5日、アンケートした。
数々の賞に輝く二宮和也はもはや「堂々たる俳優」
その結果、圧倒的1位に輝いたのが「二ノ」こと二宮和也(37歳・421票)だ。嵐は結成当初、メンバーそれぞれが得意な分野のリーダーを受け持ったが、二宮は「芝居リーダー」担当だったから当然の結果だろう。嵐デビュー前の1998年にドラマ『天城越え』で俳優デビューを飾った。代表作は数知れず。2015年映画『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、2018年映画『検察側の罪人』でも同優秀助演男優賞を受賞している。現在公開中の映画『浅田家!』でも主演を務め、注目を集めている。
二宮を選んだ回答者のコメントはこうだ。「泣きの演技がうまい」「演技がリアル!」「アイドルではなく、堂々と俳優と名乗っていいほど」「どの役もはまる!」「C・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』は名演でした」などなど二宮の心にしみる演技は、もはや日本を代表する俳優といっていいほどだという。
2位は「松潤」「MJ」こと松本潤(37歳・75票)。結成当初は「お笑いリーダー」を担当。1997年ドラマ『保険調査員しがらみ太郎の事件簿 讃岐殺人事件』で俳優デビュー。人気を決定づけたのかドラマ『ごくせん』と『花より男子』だ。ほかに『ラッキーセブン』『失恋ショコラティエ』など話題作が多い。こんな評価の声があがっている。「なりきり感が強い」「花より男子やごくせんでの演技がすごく心に残っている」「俺様キャラの冷めた表情がステキ」「クセのある役どころが上手」などなど。