「全く効果のない薬」が売れている理由とは...一見すると風邪薬、中味はただの麦芽糖。でも「これは画期的」と絶賛

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   全く効果のない薬が話題になっている。白い錠剤がシート状に包装され、「プラセプラス30」と書かれた箱に入っており、一見すると風邪薬のようだが、中身は甘味料として使用されている還元麦芽糖で、食品として販売されている。これが通販サイトのアマゾンで1カ月に約300個も売れているという。SNS上では「これは画期的だ」「商品化した人のアイデアすごいな」と絶賛されているのだが、いったい誰が何のために使うのだろうか。

購入するのは介護施設や介護する家族だというが...

   「プラセプラス30」は、口に入れるとほのかに甘さを感じる。薬効成分は入っていない「偽薬食品」と呼ばれるもので、主な購入者は、介護している家族や介護施設だという。開発したプラセボ製薬の水口直樹代表は「認知症の方は、薬を飲んだことを覚えていないこともあり、何度も薬を飲みたがることがあります。ひどい場合だと(要介護者から)暴言や暴力もありますが、偽薬を出すことで衝突を避けられ、両者とも気持ちが落ち着くそうです」と話していた。

   司会の加藤浩次「なるほどねえ」

   水卜麻美キャスター「偽薬がこういった形で使えるんですね」

   近藤サト(元フジテレビアナウンサー)「(介護者と要介護者が)お互いの精神を穏やかに保つためにもとてもいい食べ物だと思います」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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