総務省はきのう27日(2020年10月)に、携帯電話料金の引き下げに向けたアクション・プランを発表した。では、どのくらい安くなるのか。アシスタントの斎藤ちはるが解説した。「現在は、格安スマホはデータ容量が小さくて安く、大手は容量が大きくて高いと二極化していますが、その間をとった20GBのプランがメインになると見られます。20GBあれば、動画を80時間見ることができます」
KDDI(au)傘下のUQモバイルは、さっそく割安プランを決めた。データ容量20GB(ギガバイト)までで月額3980円だ。auは容量無制限で7480円だからかなり安い。50GBまで7480円のソフトバンクは、傘下のY!mobilが20GB月4480円のプランを発表した。NTTドコモは傘下に新たな格安スマホ子会社を作って、同様のプランをスタートさせる。
大手はなんで値下げできない? 乗り換えには手間がかかるし...
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「なんで大手そのものが安いプランができないのでしょうかね。わざわざ傘下の格安に乗り換えなくてはいけないわけですよね。もっときめ細かいプランがあって、選択肢が多かったらいいなと思いますね」
総務省は、携帯会社を変えるときの持ち運び手数料を無料にし、メールアドレスもそのままにするというが、変更のためには、また店頭で延々と待たされなければならない。
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「航空会社のフルサービスキャリアとLCCみたいなことになるんですね。でも、政府に『安くしろ、安くしろ』と言われて、先を見た投資などが手控えられ、サービスが低下しないか心配ですけどね」
浜田「お店ヘ行くと、『あなたは、こんなに使っていないから(もっと安いプランがあります)』って説明されないじゃないですか。まずは、ていねいに説明してほしいのが一番ですね」
司会の羽鳥慎一「この機会に、プランを見直してみましょう」