きょう27日(2020年10月)の「クイズとくもり」コーナーは「レンコン」特集だった。
ネバネバ成分にポリフェノール、ビタミンCなど栄養を豊富に含み、コロナウイルスやインフルエンザが特に気になるこれからの季節に是非取り入れたいレンコンだが、煮物やきんぴらなど、和食にしか使えないワンパターンな食材だと思っていないだろうか。
中国料理店のオーナーシェフ・陳建太郎さんは「レンコンって何にでも合う万能食材なんです」という。ワンパターンどころか、切り方を変えただけで食感もガラッと変化するそうだ。
陳さん「切り方ひとつでもちもちだったり、ふわふわだったり、シャキシャキだったり、いろんな表情を出してくれるんです」
もちもち食感活かす「レンコン酢豚」陳建太郎がレシピを大公開!
レンコンのもちもち食感を活かす、陳さんおすすめのレシピが「レンコン酢豚」。
陳さん「野菜は繊維を断ち切るように横に切る時と、繊維に沿って切る時で食感が変わります。縦に切るともちっとした食感が活きてきます」
レンコンの繊維は穴と平行に走っていて、一般的な輪切りだと繊維がとても短くなるのに対し、縦に切ると繊維を長いままキープできる。繊維が長いと噛んだ時に強い弾力を感じるので、もちもち食感になるというわけだ。
レンコン(100グラム)は人差し指くらいの太さの縦切りにし、1分程度ゆでる。豚肉(100グラム)は1センチ幅に切り、塩・こしょう(少々)をふったら片栗粉(適量)をまぶしておく。
フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱して豚肉を炒め、火が通ったらレンコンを加える。砂糖(大さじ2と2分の1)、黒酢(大さじ1と2分の1)、酢(大さじ1)、酒(大さじ1)、しょうゆ(小さじ2)、中国しょうゆ(あれば、小さじ2)、水(小さじ2)を合わせた調味料を入れ加熱する。
沸騰したら火を止めて、水溶き片栗粉(小さじ2)を加え、再び加熱しながら全体をよくからめる。5分ほど炒めたら、もちもちのレンコンが楽しめる酢豚の完成だ。